AMD-65(ハンガリー語: Automata Módosított Deszant fegyver 1965)は、
ハンガリーがAK-47を基に将校や空挺部隊及び特殊部隊用に設計した、
アサルトカービンである。
- ■メーカー
- MATRIX
- ■全長
- 860mm / 610mm(stock folded)
- ■重量
- 3020g
- ■マガジン
- 600発
- ■バッテリー
- AKバッテリー(トップカバー内収納)
- ■コネクタ形状
- ミニ
- ■材質
- メタル/プラスチック
- ■セミ/フルオート
- ■ホップアップ機能搭載
-
■■オプションは下記よりご購入できます■■
・対応バッテリー
・消耗品(BB弾・他)
・予備マガジン
・ダットサイト
・スリング
・ガンケース(本体サイズをご確認下さい)
・ガンラック(大切なコレクションをしっかりと保持)
【実銃概要】
AMD-65の基本的な内部メカニズムはAKM-63と全く同一であり、銃身周りの下方ハンドガードを金属製プレス加工板金で覆い、その下方に垂直フォアグリップを装着させてフルオート連射時の制御性を向上させている。しかしそのために、弾倉着脱時に弾倉とフォアグリップが干渉しそうになるので[1]、必ずしも使い勝手が良いとは言えなかったため、俗に「将校用弾倉」と呼ばれる全高を短縮化した20連発弾倉も生産された。
さらにAKM-63よりも銃身長を短縮し、銃口部分には左右に2つずつの穴が開いた大型のフラッシュサプレッサー兼用マズルブレーキを装着しているのが最大の特徴である。また、銃床は右折り畳み式となっており、その形状もセレクター兼安全装置の操作を折り畳み時にも阻害しないように設計されている。
ハンガリーでは当初機械化部隊や空挺部隊へ配備されていたが、製造コストなどの問題からAK-63D(ハンガリー製AKMS)に更新された。その後はコンパクトさや取り回しの良さを買われて士官や車輌・ヘリ搭乗員、特殊部隊などに配備されていたが、ライフルグレネード発射能力を与えるための改良がくわえられたAMP-69に更新されて退役し、カルザイ政権下で新たに編成がすすめられているアフガニスタン国家警察などに払い下げられている。